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[結果]○2008年Jリーグ第5節 vs 磐田(エコパスタジアム)

磐田 1 - 2 浦和

得点

02分 【磐田】 ジウシーニョ
71分 【浦和】 阿部
79分 【浦和】 闘莉王

選手交代

45分 【浦和】 相馬 → 山田
64分 【浦和】 梅崎 → 細貝
64分 【浦和】 高原 → 永井
77分 【磐田】 成岡 → 名波
82分 【磐田】 ジウシーニョ→山崎
89分 【磐田】 上田 → 中山

警告

34分 【磐田】 茶野
44分 【浦和】 高原
44分 【浦和】 エジミウソン
54分 【磐田】 萬代
74分 【磐田】 ジウシーニョ
87分 【浦和】 山田 *警告状況

コメント

んーいまいち。
堤・堀之内・阿部の3バックに鈴木啓太・闘莉王のダブルボランチ、平川・相馬の両サイド、梅崎・高原を2シャドーに抱えたエジミウソンの1トップ。
好調だった永井は腰痛の為ベンチ。

前半早々に駒野に右サイドの突破を許すと、抜ききられないままクロスを上げられジウシーニョに合わせられ失点。
駒野は"中を見る余裕がなく誰がいたのかも分からなかった"と言っている。
確かにアンラッキーな失点かもしれないが、そのまま相手ペース。
何度も数的優位な場面を作られ、右サイドのスペースを何度も突かれた。

闘莉王は前半切れが無く、動き回る梅崎・高原も、両サイドの相馬・平川と混み合いうまく連携が取れず。

結局、相馬・平川は高くポジションを取れず、なんとか突破してもフォローできず、決定機も作れないまま前半が終わる。

後半開始から駒野と対峙した相馬を下げて右サイドに山田を投入。
平川を左に配置して流れを変えようと試みるも時間だけが過ぎる。

後半19分、エンゲルス監督は腰痛の永井を強行出場、同時に梅崎を下げて好調の細貝を入れた。
同時に闘莉王は前線に上がる事になる。

交代カードを全て使い切ったそのわずか7分後、空中戦に競り勝って折り返した闘莉王のボールに、するすると上がってきていた阿部が合わせて同点とした。

更にその8分後、今度は平川のクロスに頭2つ分も競り勝った闘莉王が自ら頭で押し込んで逆転。
磐田のGK川口にも闘莉王一人にやられたと言わしめた。

確かに素晴らしかった。スカッとした。
永井・細貝を入れた後の浦和レッズは、それまでとは別のチームのように活性化し、安定感も増した。

エンゲルス監督の采配がドンピシャだったとしか言えない。
闘莉王が中心となって奮闘し、周りもそれに合わせ、支えた。

同点弾を決めた阿部は、"闘莉王が競ればゴール前にこぼれ球が来ると思った"と言い、逆転クロスを上げた平川は"闘莉王しか見えていなかった。絶対勝つから"とまで言った。

闘莉王の活躍、エンゲルス監督の采配は非の打ち所がない。

ただし、不安も残る。
この采配の大前提となるのは、阿部が闘莉王を熟知していた事と、平川が闘莉王が高さで磐田DFに勝てる事を考えていた事。
いずれも昨年からの選手間の連携が前提となっている。
細貝・鈴木啓太にしても同じく、闘莉王の攻めのパターンや動きを知っている。

もう少し時間があればもう一点取れたかと言えばそれは分からない。

結局、昨年からの浦和の選手なら何とかなるサプライズに磐田が対応出来ず窮地を凌いだだけとも言える。

逆転勝利といえば聞こえは良い。
しかし果たしてこれで良しとしてこのまま行くのか?

その場しのぎでも勝ち点を獲る事は大切だが、逆転勝利の文字に踊らされて、この状態を良しとはしたくない。

困った時に去年の体制に頼ってしまい過ぎるのは浦和レッズの発展を妨げてしまいかねない。

参考

<記事>

エンゲルス監督の奇策がまたも的中した。高原と梅崎を下げて細貝と永井を同時投入。闘莉王を永井とのダブル司令塔に据えた。(略)これでゴールを決めた試合は18戦連続負け無しと不敗神話も継続させた。ポジションは「どんどん(前に)上がっている。本職は一番後ろ。そこに戻れるように」と戸惑いを隠せない。

「負け試合をものにした。これはデカイ」と興奮で声を上ずらせた。(略)次戦は昨季、逆転で優勝を奪われた鹿島と激突する。「借りは返したい」と闘莉王。

内容には満足していない。次節の相手は首位を走る昨年のJ覇者・鹿島。「早い間に修正したい。不用意な失点をしているようでは、鹿島相手には通用しない」と鈴木が話せば、相馬も「あんまりフィットしていなかった。(ボールが)欲しいとこ出したいとこがかみ合っていなかった」と分析。