記事一覧

○2007年クラブW杯 3位決定戦 vs エトワール・サヘル(横浜競技場)


浦和 2 - 2 エトワール・サヘル
<PK>
浦和 4 - 2 エトワール・サヘル

得点

05分 【エ】サブール・フレジュ(PK)
35分 【浦】ワシントン(相馬→ヘディング)
70分 【浦】ワシントン(永井FK→ヘディング)
75分 【エ】アミン・シェルミティ

試合前

ACミランとの興奮の1戦から気持ちを切り替えていこう。
エトワール・サヘルは浦和より1日準備期間が長い。

エトワール・サヘルもボカ・ジュニアーズに対し1-0と善戦を繰り広げた。
たかが1点、されど1点。
同じ1点に泣いた両チームは拮抗した試合になるだろう。

アジア王者以上を賭けて"王者"から1勝を取って欲しい。

ゲーム中に自ら立て直せないと言われたREDSだが、ミラン戦ではベンチの選手がピッチ外から冷静に試合を見つめ、流れを変えて見せた。
小野・山田・平川・堀之内・・・期待が大きくなる。

ミラン戦では選手は確実に勝ちに行っていた。
"勝つつもりだった"と言った方が良いか。
ミラン戦で負傷して出られなくなった闘莉王、J最終節で負傷したポンテの想いを胸に、また気持ちのこもったプレーで魅了して欲しい。

この試合を最後に退団が決まっている選手もいる。

ワシントンは、涙ながらに"浦和以外ならJリーグでプレーする意味はない"と言ってのけるほど浦和愛に溢れ、勝ちにこだわった。
引き分けで良しとする監督と、勝ち・得点にこだわったワシントンとの間で"造反"とはやし立てられる事もあった

試合勘に悩まされるも、ここぞというところで攻守にわたって助けてくれたネネ。ACLの決勝点、ミラン戦での粘り強い守備は記憶に新しいだろう。

クラブW杯、世界3位決定戦、今季最終戦、浦和REDSでの最終ゲーム・・・

多くの想いが詰まったこの90分を、絶対に悔いの無い物にしたい。
それにはやはり、選手・監督・クラブ・サポーターの全員が一丸となるしかない。

試合後

やった!勝った!うぉ!!!!!!!!!!!!!!!
何とコメントをしたらいいのか分からない!

開始直後の5分、シェルミティの飛び出しを鈴木啓太と坪井が2人でキッチリ対処・・・と見られたが、早く執拗なチェイスにボールを奪われ、対応した坪井がファールを取られPK。あっさり1点を先制される。
クラブW杯では先取点を奪ったチームの勝率は100%だそうだが、それも何故か一つのタイトルに思えるほど浦和の勝ちに確信があった。理由は無い。勘と言ってもいい。でも間違い無い確信だ。

それぞれ攻守の時間を分けつつ、共にチャンスを作っていく。

前半35分には、相手のクリアミスで空いたスペースから相馬が落ち着いてクロス→ワシントンが必殺ポジション獲りから頭で合わせて同点!

移籍が確定となった今、ワシントンの雄叫びと心臓を叩く仕草をもう一度見れたことが素直に嬉しく、胸に響いた。

情報量がありすぎてなのか?実力の差なのか?ACミラン戦では数回の勝負で後ろを向いてしまった相馬が幾度となく勝負を仕掛ける。

後半23分には相馬の突破からのクロスを相手DFが身を呈してブロック。…が、ハンドの判定。FKを永井が蹴って中央に寄ったワシントンが再度頭で合わせて逆転!

また雄叫びが見られた。泣きそうになった。
ワシントンはそのままゴール裏でユニフォームを脱ぎ、正座した自分の前に広げてお辞儀をした。
多くは語りたくないが、私は感極まった。

闘莉王と、同じく退団が決まっているネネと抱き合いながら喜ぶワシントンを見ながら、ポンテがいたらなんと言っていただろう?などと考えた。

退団が決まっているワシントンを中心に、選手の気持ちがいつも以上に繋がっているようにも見えた。

感動も束の間、相馬と競って倒れたシェルミティのこぼれ球を都築が捕球。…と思いきや、やはり早く執拗に起き上がったシェルミティの足が一歩早かったか。いや同時か?ボールはそのまま静かにゴールへ吸い込まれた。

要らぬ失点と言えばそうだろう。ゴール直後、主審も副審もファーールともゴールとも判定出来ない程に際どいプレーでもあった。
しかし、それだけ執拗に、ゴールへの執念とも言えるほど気持ちのこもったエトワールサヘル・シェルミティのプレーの結果だろう。

ワシントンのバー直撃弾などの惜しい場面も多かったが、結局2-2のまま90分を終了。
3位決定戦の為、延長無しでPK戦となった(知らなかった・・・)

   1234
浦和:○○○○
エト:枠○○×(都築が足で止めた!)

ACL準決勝の城南一和戦を彷彿とさせるドキドキ・ハラハラ、手に汗握る試合だった。

あぁ~疲れた。

PKで勝ちが決まった時、ワシントンは上着を脱ぎ捨ててその場に泣き崩れた。
熱い男の男泣きはどうしてこうも胸を打つ物があるのだろうか。

2007年のクラブW杯は、アジア勢初の3位で幕を閉じた。

選手交替

58分 【エ】メフディ・メリア→ジウソン・シウバ
90分 【エ】マハディ・ベンディファラー→ベッセム・ベン・ナスル(PK要員か?)
90分 【エ】アイメン・バルブーリ→アハメド・ジャウアシ(PK用ベテランGK?)

警告

04分 【浦】坪井慶介(PK・失点へ)
32分 【エ】マハディ・ベンディファラー
87分 【エ】サブール・フレジュ
71分 【浦】ワシントン(ユニフォームを脱いでREDS/サポへの感謝を表現)

参考

<トーナメント表>
ファイル 86-1.jpg ファイル 86-2.jpg